40年以上にわたる当協会の活動に対し、2011年1月リヒテンシュタイン侯国のハンス・アダムⅡ世侯より当協会名誉会長・植田健嗣に対し「功労十字勲章」が授与されました。同国から日本人に対する初の叙勲でした。

 当協会の活動を支えてくれた当協会名誉顧問のハインリッヒ・アウヴェルタ―氏に対しては、2016年に日本国より旭日中綬章が授与され、同国人に対する日本からの初の受勲となりました。

 2017年、日本国は初代在リヒテンシュタイン名誉総領事としてDr. ドナルド・マルクサー氏を任命しました。なお日本国とリヒテンシュタイン侯国は双方ともに相手国に大使館を設置しておらず、日本国はベルンにある在スイス大使館に兼轄令(兼任を意味する)を発令してリヒテンシュタインとの外交や領事業務を行う一方で、リヒテンシュタイン侯国は隣国スイスを利益代表国に指名し日本における自国民の保護等を委託しています。