「日本リヒテンシュタイン協会」は日本国とリヒテンシュタイン侯国との間で正式な外交関係が樹立される1996年よりも20年前の1976年に設立され、両国間での民間レベルでの友好・親善に寄与してきました。そして設立以来、現地新聞の国会図書館への寄贈、青少年の日本への招待プログラム、メディアへの取材協力など様々な文化・親善活動を行い、特に論文公募による「青少年日本招待計画」では今まで16名を日本に招待し、日本への理解を深めてもらうと共に、同国での「知日家」の育成にも一役買いました。招待者のなかからはその後、毎年日本を訪れる者も出るなど、協会を中心とした交流の輪が少しずつ大きくなりつつあります。
2013年には協会創立以来収集してきたリヒテンシュタイン侯国関連の貴重な文献25点を国立国会図書館に寄贈しました。世界屈指の侯爵家美術コレクションについては、その存在が日本ではまだ知られていなかった頃から当協会は広報活動に力を入れ、1983年と2004年にはNHKでの侯爵家美術コレクション特集番組の制作に全面協力しました。
2023年には2016~2019年にかけて在スイス日本大使(リヒテンシュタイン兼轄)を務められた本田悦朗氏が当協会の顧問に就任されました。
正式名称
(日本語)日本リヒテンシュタイン協会
(独語)Japanisch- Liechtensteinische Gesellschaft
設立年月日
1976年(昭和51年)5月
設立目的
日本国とリヒテンシュタイン侯国の両国間における民間での交流及び親善
連絡先
〒100-8698
日本郵便(株)銀座郵便局 JPタワー分室 郵便私書箱2279号